ちょっとした計算の工夫

この一題ではないですが、ちょっと計算のことを書きますね。

 

計算の工夫をほとんどしない人がいます。

それは日頃から意識していないとできないことです。

 

しかし、塾に来ていれば計算の工夫ができるところはいろいろと教えますので、

それを身に着けていけばいいわけです。

 

そうすれば、計算力が向上していきます。

 

しかし、せっかくいろいろ教わっても、

全く身につかない人も残念ながらいます。

これは、とても残念ですし、もったいないです。

 

それだと、塾に来ていなくてそういうことに気づかない人と

全く変わらないことになります。

 

 

以下に、簡単な例を2つ出してみましょう。

 

 

問…35×18 という計算はすぐに答えが出ますか。

 

これは、35を2倍すると70で、18を半分にすると9となり、

それをかけた答えは元の計算の答えと同じになります。

すると70×9=630となり、7×9に0を付けるだけになります。

 

これには、まず「×2」と「÷2」の計算が

パッとできることが前提です。

 

しかし、その計算でさえ筆算をする人がいます。

それでは計算力は上がっていきません。

 

 

問…72/96(96分の72という分数です)は一発で約分できますか。

 

これは、最大公約数の24がすぐ気づくかどうかということです。

 

24は、96から72を引いたものです。その感覚があるかどうかです。

これをいつまでも2度の約分をして答えを出す人は、

計算力はあまり上がらないと言えるでしょう。

 

※これは、習ったばかりの人のことを言っているのではないので、

誤解しないでくださいね。

 

ここでは2つだけの紹介でしたが、

こういったちょっとした計算の工夫っていろいろあります。

 

塾では、どこにも書いてないようなことを伝えていますので、

みんなに身に着けていってもらいたいと願っています。

 

そして、日頃から計算問題を見たときに、

「どうやったら最速で簡単に解けるか」

という視点を持って臨んでほしいと思います。

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