大谷翔平選手が話題なのでOPSの話してみます

本日時点で、MLBで本塁打がトップタイの10号を放っている大谷翔平選手。投手としては、リリーフ陣がよくないこともあってまだ1勝ですが、防御率は2.41と優秀です。それ以外にも、とてつもないことをやってのけていますので、それを書きたいところですが、今回は、打者の貢献度を表すOPSについて触れてみます。

 

私が野球をやってた頃(かな~り昔(笑))は、打率、本塁打、打点が最も注目された数値で、打率が良ければいい打者、打点が多ければ、チームに貢献しているって感じでした。ただ、試合が8回くらいまで進んで12対0くらいで負けているときにホームランを打っても意味ないですね。このようないろんな要素を考えてOPSというものが生まれたんだと思います。

 

大谷選手は、現在打率が3割を切ってしまっていますが、OPSはとても高いのです。

 

OPSとは、選手がチームの得点にどれくらい貢献できているか、得点のきっかけをどれくらい作られているのかを数字で表したものという説明になります。

 

OPS=出塁率+長打率 で表されます。つまり、守備面は考慮していない数値です。

 

打率が低めであったとしても、四死球が多ければヒットを打ったのと同じですから、打率には現れなくても貢献していることになりますね。簡単に言うと、出塁率はどれだけ出塁したかわかる数値です。

 

長打率は、いかに打撃で次の塁に行ったかってことです。シングルヒットより本塁打の方が価値が高いですね。打率ではどちらも1本のヒットとなり同じなのです。

 

こういった数値が使われるようになって、野球選手の見方もだんだんと変わってきました。どの世界でも、進化はしてきていると思うのですが、このOPSも完全な指標ではありません。今後は、もっと正確な貢献度を表す指標が表れてくると思います。と言っても、まだ先ですけどね。

 

こういったOPSのような数値化は、目に見える結果として出てきますからとても分かりやすいです。多くの世界で、このような複雑な計算を考える人がいるんですね。みなさんの勉強で言うと、偏差値の計算がそれに当たるでしょう。

 

みなさんは、偏差値ってどうやって出しているのか考えたことはありますか。何でも与えられているものを当たり前のものとして捉えずに、調べてみることは大切です。

 

大谷選手の凄さにワクワクするのは楽しいですが、そういった興味あるところからでもいろいろ知らないことがたくさんあるので、いい意味でいろんな好奇心を抱いて世の中を見ていくと、もっともっと面白いと思います。

 

長くなってまとまりがいまいちになりましたが、ここまでにしておきます。OPSを知らなかった人は、これを機にもっと詳しく調べてみてください。

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