燈火可親

「燈火可親(とうかかしん)」という四字熟語を知っていますか?

「涼しくさわやかな秋の夜長は、灯火のそばで読書をするのに適している」という意味です。

これは、韓愈(かんゆ)という唐中期に活躍した人が、息子に学問の大切さを説くために詠んだ「符 書を城南に読む」という詩の中に出てくる「燈火 稍(ようや)く親(した)しむべく」という言葉が元になっています。

この詩は、54句と非常に長い詩なのですが、まとめると学問をすることは大切であり、そのためには読書をすることが良いという内容です。

 

食欲の秋、スポーツの秋、様々な秋がありますが、今年は「読書の秋」にしてみてはいかがですか 。

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