怒りという感情の心理(真理)

怒りの心理(真理)
人には喜怒哀楽があり、悲しいときにも笑い、嬉しいときにも泣くという何とも摩訶不思議な生き物ですが、その中でも怒について考えてみたいと思います。

親が子を叱る。教師が生徒を叱る。叱ると怒るは違うという意見がありますが、愛情からくるにしろ少なからずその根底には怒りがあるはずです。

その怒りとはいったい何なのか?考えてみたいと思います。

例えば何回いっても言うことを聞かない子(生徒)に対して、その子に対して怒っているのかというと、実はそうではなく、何回言っても言うことを聞かせられない自分に対して怒っているということを理解できれば、怒りとは実に無駄で何の生産性もないことだと理解できると思います。

つまり怒りとは、自分の目的が達成できない時に出る反応であって、決して対象者に向けられているわけではなく、自分の中の意識だと分かれば、次の解決策が見つかるということ。

つまり怒りとは、自分の目的を達成するための方法であって、決して感情から来るものではないと理解すれば、怒らない解決策が生まれる事に気がつくと思う。

かくいう自分もどちらかといえば短気な方なので、出来れば怒らず解決出来る方法があればと思っています。

「自分の目的は何か?」を考えれば、怒らずに解決できる方法がきっと見つかると思うので、是非皆さんも考えてみることをおすすめします。

怒る事のデメリットを考えれば,目的達成の解決策を見つける方が生産的でありストレスも溜まらない唯一の解決方法だと思います。

それは怒られている方にもいえることで,なぜ怒られているか?そのことについて嫌だと思う感情も,怒っている対象者ではなく,怒られている自分が嫌だと気づけば, そこにも必ず解決策が見つかるという事を意識して欲しい。

何かとストレスが溜まりやすい現代を,いかに有意義に建設的に生きるかを考えていきましょう。

コメント