前回は効率のよい勉強方法について考えてみましたが、今回は授業中の居眠りについて考えてみたいと思います。誰しも授業中にウウトウしたことはあると思います。自分もその経験があります。立っていても眠いときもあったりします。ただ、それが毎時間となると話は別です。ただ興味が無い科目だからではすまされません。中学生の年間の授業時間は1015時間。もし毎日毎時間寝ていたら大変な事になってしまいます。まずは授業中になんで居眠りしてしまうのか?原因を追及しないと、その子はそのままずっと授業中に居眠りをし続けることになってしまいます。神奈川県は部活が盛んな県です。コロナでしばらくは部活のなかったものの、最近は活動も活発になって来ています。中学生では7時間は睡眠時間が必要だと思います。毎日の睡眠時間がちゃんと取れていないと、起立性調節障害になってしまうかも知れません。まずは生活習慣を見直してみましょう。毎日の睡眠時間はちゃんと確保出来ているか?就寝前直前までスマホやPCを見ていないか?ディスプレイの光によって体内時計が乱れてしまっては寝付きにくい状態になります。まずは寝る1時間前は保護者の方がスマホは保管した方がよいでしょう。また早起きを心がける事も必要です。人間は朝日を浴びることで体内時計を調整していると考えられています。でもギリギリまで寝ている子は朝日を浴びることができません。「朝日を浴びることができない→体内時計を正常にリセットすることができない→夜眠れない」という悪循環に陥りやすいです。また食事の時間が不規則なのもよくありません。朝はしっかり食べ寝る前は極力食べない。スマホを見ない。適度な運動とリラックスも大事です。もし毎時間寝ている子がいたら、その子には周りのサポートが必要です。もしなかのよいお友達にそんな子がいたら声かけをしてあげて下さい。また自分にも心当たりがあるなら、まずは生活習慣の改善を意識してみましょう。
コメント