今日は中学受験・高校受験それぞれで重要な歴史の勉強法のお話です。
歴史が苦手な生徒がよく「歴史ってどこから手を付けたら良いかわからない!」
「どうやったら覚えられるのかわからない」などと言っているのを聞きます。
そこで、突然ですが問題です!
みなさん、↓の空欄を埋めることできますか?
歴史の勉強はまずはここからです。
順番を覚えられないよって人におススメしたいのはズバリ語呂合わせです。
710(なんと)大きな平城京(奈良)
794(なくよ)ウグイス平安京
1192(いいくに)作ろう鎌倉幕府 ※1185(いいはこ)作ろう鎌倉幕府 という説もあり。
1338(いざ、みや)こへ室町幕府
1603(イチローさん)江戸幕府です
などなど。順番だけでなく、幕府の始まる年号まで覚えておくと、
受験でよく出題される、他の様々な出来事との並び替え問題で役に立ちます。
何度か練習してこれが正確に答えられるようになったらステップ2です。
ステップ2はキーワードを覚えることです。
例えば、
弥生時代 は 稲作・卑弥呼
飛鳥時代 は 聖徳太子・大化の改新・大宝律令
奈良時代 は 聖武天皇・天平文化
平安時代 は 藤原摂関政治・院政・源平合戦・国風文化
などなど正直なところ、室町時代くらいまではそれぞれの時代で
基本となるキーワードはせいぜい4~5個程度です。
キーワードが出てくればステップ3。そこに肉付けをしていくだけです。
弥生時代であれば、
「弥生時代は稲作が始まったから、刈り取るための石包丁が使われたり、
ネズミに刈り取った稲を食べられないよう高床倉庫が建てられた。
卑弥呼は邪馬台国の女王で、魏に使いを送って銅鏡を送られた。
つまり、この時代に中国から青銅や鉄が伝わってきていた。」
はい、これで弥生時代は終了です。
歴史が苦手だなぁって思っているそこのキミ!
“時代順といくつかのキーワードを覚える”ところから始めてみませんか?
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